まず、日本人のロシアに対する見方、慣らされちゃって、見方がズレている大きなポイントを2点あげます。
①日露戦争で日本は大国ロシアに勝った。あのですねー、世界地図を見ればわかるとおりロシアにとって、東の果てはどうでもいいの。少しでも世界史を勉強した方なら日露戦争時にどんだけモスクワ界隈が激動であったか想像しうる。誇張です、誇張。日露戦争で日本は大国に勝った(日清、日露戦争とペアで)とその後の教育で日本人はインプットされてんのです。そして第二次世界大戦後は日本は西側に織り込まれたので、鬼畜米英は解除されても冷戦とかも反映されて親露にはならず、北方領土とかネタにされるから、潜在的に嫌露になっている。
②アメリカのハリウッド映画の影響でか、第二次世界大戦でナチスドイツをヤッつけたきっかけは、ノルマンディー上陸作戦だと、やっぱり洗脳させられている。ナチスドイツがガチで戦って命運を分けたのは独ソ戦ですわ、誰がどう見ても。ナポレオンも欺かれ、ヒトラーもまんまと罠にハマったロシアの必殺技「モスクワは空っぽにして導き入れちゃう」が凄い。それだけ、ヨーロッパではイワン雷帝から脈々と続くロシア、そしてモスクワに対する脅威がいかに大きいか。フランスもドイツも欲しくてしかたないけど捕えられないモスクワ。
って、ことでノルマンディー上陸作戦と日本への原爆投下は、アメリカの戦後支配の為の便乗作戦です。さすれば、プーチンが北京のパシリになってとまでも後方バックアップが担保されている今、イクでしょ、ガンガンに。1953年、スターリンは突然死んじゃったの。スターリンがあとどれだけ生きていたかだけで、世界の今は変わっていた(そんだけスターリンは大物)。でもですねー、スターリンの遺産をロシアは持ってるんですよ。ウクライナとか、序の口。イクでしょ、大国ロシアでっせー。でーーーも、日本は大丈夫。総合的に見れば、どう考えてもプーチンの侵攻は日本に利が生まれる。