インターネット環境下、Interactive communication: 双方向コミュニケーションがテキストで交わされれることを僕は著しく嫌っています。このサイトの<PREFACE>序文で、僕の嗜好をまずこうして公言します。
それ故に、このサイトではサイバー空間では常識とされる愚かなキャッチュ、例えばコメントとか、問い合わせ、ソーシャルリンク、プライバシーポリシー等は付与されていません。ところどころの文章でも強調しますが、このサイトにおける僕の主旨は「人間に、互いに正義を語らせ合うことは下劣である」です。下劣を劣化すると読み換えても同義であって、共同体の多数が夢や希望、正義、平等、自由とかの幻想を交流させて、個人の(身体と精神を有した)個体を奴隷化する速度を、不埒なネット空間が暴走しながら加速している。
また、根拠の根源は同じですが、ブログと称した従属装置に抗する書式は「草稿」が良しであり、文体は乱流を適用します。
草稿は書物になる段階で必然性をもって「偽装」をします。修飾と文体の統一は読み手を意識するがゆえ、正義が加味されるのを避けられない。今の常識や正論、人倫とかからなるべく距離をとり、アウトサイダーが大衆を「おちょくっている」書式が、どの文章にも貫通していれば望ましいばかりです。
2021年10月1日 卓馬 紳