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結局のところ、とうとうこれからアメリカに、骨の髄までしゃぶられ始めるわけだ

ウクライナとロシアのドンパチを一番喜んでいるのはドイツ。やっと、ヨーロッパの「主(あるじ)」の座に戻るきっかけとなった。NATOは有名無実化し、ユーラシア大陸からアメリカ軍はだんだん撤退せざるを得ない。 日本はハリウッド映画に毒されて、ナチスドイツを破ったのはアメリカによるノルマンディー上陸だと勘違いしている。ナチスドイツが敗れるきっかけとなったのは独ソ戦、特にスターリングラードの戦いが転換点。それらの経緯を踏まえ、戦後は首都ベルリンが東ドイツ領域に帰属していたんす、よ。...

日本人はウイル・スミスの暴行にヤンや!だけれど……

アカデミー賞の前日に、アメリカのバイデン大統領がポーランドで失言して、ホワイトハウスは弁解陳謝に奔走。このバイデンの失言は予想できていて、もうこのお爺さんには今ドキのコンプライアンスとか言ってもムリ。 そんで、ウィル・スミスは黒人女子テニスの歴史の重みを背負ってまっせぇーという印籠で主演男優賞確実としてアカデミー賞の会場に臨む。アメリカもホンマにヘンテコになっている。黒人、女性、ゲイ、レズをとにかく批判してはいけない。って建前のうえで人種間の分断は加速。...

医学と哲学の大きな違い

ジル・ドゥルーズ、に詳しい方はあんまり多くないと思いますが、現代哲学に興味が向くと必ずぶちあたる壁、というより読んで最初からスラスラわかるのは不可能。バブル期少し前にブームになった「アンチ・オイディプス」とか、名前買いしただけでチンプンカンプンって思うのが正常です。 その、ドゥルーズの主著「差異と反復」は超絶難解の代名詞で、難攻不落なエベレスト(エベレストは最近はお金を積めば登れちゃいますが)であり、その他の著書も僕は10冊は買っていたとお思いますが、還暦前に理解できていたのは5%に満たなかったとゲロできます。...

花王のメリット

医者になって31年。診察室で、僕のプラベートに類する質問の№2は「先生の肌は何でお手入れをしているんですか?」です。ついでに「先生の使っている皮膚の薬を処方していただきたいんですけれど…」これも鉄板です。 お存じの方もたくさんいらっしゃいますが、僕のお約束は「花王のメリット」です。なんてったってリンスインシャンプーで、アタマのてっぺんからつま先までこれだけでOK。まとめ買い、もちろんしています。アマゾンで定期的にクリックして入替え用のパーケージは常備万端。...

ポチ、と2022年ウクライナ

ウチのクリニックのHPに、日本の新コロナ対応は所詮アメリカの意向しだいなので、日本はアメリカのポチである、と正確に記載していたらお叱りを受け、日本はポチではなく独立した自由国家だと述べられました。 んんー、いいと思います。この錯覚感が日本の特徴であって、首都の制空権もなく全国つづうらうら道の駅が如く余剰な米国軍基地が占拠していても、自主独立国家だよーーーんと思いこめる感性って素敵です。...

なんと言っても「エチカ」

えぇー、この5年間、どんな機におよんでも絶えず読み続けているのがスピノザの「エチカ」です。 東洋人である我々は、東洋的文化、諸宗教の無意識の海にどっぷり浸かっているので、17世紀のオランダ人が書いたものに縋っても無駄、という前提を軽く粉々にできる力能を有しているのは「エチカ」ぐらい。 よく、滅入っているヒトがニーチェに誘われるものですが、あれはカトリックを中心としたドイツ語圏の人間を対象として書かれているので、日本人がアドレナリンを出して勇気を高めるためにニーチェを読む、ってのは彼が嫌った盲目的な信仰に従属するのと本質的には同類です。...

再び、フーコー

フーコー、のどこが一番、好感が持てるかと言うと、彼は著明かつフランスで学問の最高府のポジションをゲットできていたのにも関わらず(結構、反抗的なスタンスを取ってたけど、良質な作品もたくさん書けてたのだ)、死ぬ時は麻薬を大量に使ってラリったまま死にたいと公言していたとこ。

バタイユ、エロティシズム

オジさんによるバタイユ解説。 ジョルジュ・バタイユ、切れ味のある文章を書くし、タブーを好んで取り上げる姿勢も好奇心を煽るに足る才能を有していますが、文献によってのバラつきが極めて多い(そこが持ち味でもありますが)。 タイトル買いされがちな「エロティシズム」ですが、訳者を問わず「ちょっと長すぎ」。言いたいことは、まえがきの最初の4行で済んじゃうし、これを読破したとかいうヒトは真正で才覚がある哲学者でしょか。...