レトリックとアレゴリー

修辞学ってのが西洋ではギリシャ時代からあり、ってかもっと古くからあっただろうけど現存する文献が古代ギリシャからしかないからそういうのだろうけど、中国語でも古代インドでも言語を修飾するレトリックは当然あります。

レトリックが生じた動機が言語への「飾り」なのか、はたまた別の目的であったのかは不知ですが、昨今のレトリックの使用目的は「読者を識別するため」が良いと思われる。要するにバカには読めない、理解できないように高貴さを守るために。

さて、ではアレゴリーはどうだろうか。

これで、この文章は守られる。「アレゴリー」って一発だけ文中に挿入しただけで大衆を蹴散らすことが出来る単語。どだ、アレゴリー、日本語に相応する同義語がないのがなお良し。