もちろん、大衆社会って呼び名は400年前から流布しているので、現在の「ぼんやりしている」のが大衆社会の問題だよぉ～ん、って帰結するのは淡白すぎる。
誰でも感じているとおり、現在進行中の病巣は「偽善者」の増殖拡大。
いろんな指標を駆使して現在を分析しようと横文字を羅列する方々が多いけれど、シンプルに「なんだろう、これは？」ってぼんやり感じたなら、「偽善者」がゾンビの如く増えていると置き換えて考えておけば通用します。
匿名性が「自由」を履き違いさせ、ちぐはぐな動きが放散されているけれど、駆逐できない「偽善者だらけ共同体」が国家とごちゃ混ぜになっている。ついでに言えば、もはや真正な「自由」は過去に取り残されてもうお終い。